DIF 花屋の草の根勉強会 ダイアローグ・イン・フラワー

2011年、4月20日から始まった、目的を持たない対話だけの花の勉強会です。主宰は東京・三鷹の花屋コクリコ・ガーデン店主 川口信也。毎月一度、水曜日の夜8時30分から10時30分、東京板橋市場の仲卸フラワーロードさんの前で行っています。参加は自由ですが、事前に連絡をいただいています。

2012年3月15日木曜日

第11回目のダイアローグ・イン・フラワーが行われました

3月1日木曜日、第11回目のダイアローグインフラワーが行われました。参加者2名でした。

● ひなまつりのディスプレイについて話しました。「つるし雛」はスペースを上手に使えるということがわかりました。

● 「春一番はいつ吹くか」というクイズをずっと継続して行ってきていて、毎年100通を超える応募を得ているという話がでました。※今年は北陸で吹きましたが、関東地区はまだのようです。このまま春分でタイムオーバーになりそうな感じもあります。

● 地域SNSの面白さについて話しました。前回はじめての参加だったけれど、だんだんと面白さがひろがってきたようすを聞きました。

● 季節行事では、さまざまな植物、食品が「しつらえ」られ「おもてなし」され「ふるまわれ」ます。メインで使われる「主役」の素材に目が向きやすいものですが、実は「脇役」の意味がとても重要なのではないか?と話しあいました。たとえば、おめでたい席で出るお赤飯にする「あずき(ササゲ豆も)」、桃の節句の「菜の花」、端午の節句の「よもぎ」などです。

● 明治維新前後の状況をあらためて話しあいました。暦が大きく変わることと生活への影響のほかにも、廃仏毀釈、文明開化の名の下に行われた急激な近代化・・・江戸時代までつたわってきた日本人の暮らしの知恵が断絶していることをあらためて考えました。

● 日本の草地管理と利用の歴史について考えました。草地で保護・維持されてきた日本独自の草花について考えました。


※ 季素研究第3号を配布しました。それをもとに、2月の季素の編み方について振り返りました。

※ 次回4月のダイアローグインフラワーは、通常通り4月11日水曜日の夜になります。

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