DIF 花屋の草の根勉強会 ダイアローグ・イン・フラワー

2011年、4月20日から始まった、目的を持たない対話だけの花の勉強会です。主宰は東京・三鷹の花屋コクリコ・ガーデン店主 川口信也。毎月一度、水曜日の夜8時30分から10時30分、東京板橋市場の仲卸フラワーロードさんの前で行っています。参加は自由ですが、事前に連絡をいただいています。

2012年9月6日木曜日

第16回目のダイアローグ・イン・フラワーいたばしが行われました


第16回目のダイアローグ・インフラワーいたばしが9月5日日水曜日の夜、いつものように行われました。

川口、稲毛、マツヤマのほかに、今回は、栃木県上三川(かみのかわ)から駆けつけてくれたスイートピー生産者の角田盛一さんが参加。今シーズンの種まきは、つい昨日終了したとのこと。また、群馬県藤岡市の切り花シンビジューム生産者の関根洋一さんが来てくれました。

川口氏は、20年続けたお店を同じ市内に移転、住居を兼ねる「コクリコ・ガーデン」として新たなスタートを切っています。あらためて花屋をやることの意味を家族で考えたと話しました。花屋としてお客さまを迎え、やるべきあたりまえのこと、そういうことをいろいろと考える機会になった。お客さまは、店舗が変わっても注文をくださる人が多いという。涙が出るほど有難い。新しいお客さまに向けても、花屋としての情報発信、コミュニケーションを一からやっていく。それは今、いちばんおすすめしたい花を意識して置くこと。楽しみ方や飾り方を伝える。そういうところから始める。おすすめを持つ、ということは、おすすめの背景があるということ。ますます、花屋としての「背骨」を鍛える。とにかく楽しんでやっていきたい。

角田さんは、自家製のブルーベリーを大量に持ってきてくれた。今年は豊作。スイートピーについては、昨日、ちょうど種まきを終えたと話す。スイートピーの種まきは一年でもっとも暑い時期に行われる。体力的にもつらい時期だ。人間にもつらい時期は植物も同じ。生育初期の栽培管理には気を使う。一昨年は失敗した。もう二度と失敗を繰り返さないように対策を取って周到にやっている。一方で、スイートピー以外についてはいろいろと試行錯誤を繰り返しながらチャレンジしている、今年のひまわりは手かがりをつかめた。

DIFには、「四方よし(買い手よし、作り手よし、世間よし、売り手よし)」についてあらためて考えるために来た。今日は、障がい者の雇用をつくり出す農業のセミナーを受けてきた。非常に大きな興味を持っている。

関根さんは、地域の農事組合の話をされた。もともとは、地域の農作業を共同でやっていくための運営組織だったが、今は、その役割も大きく変わった。とにかく高齢化が印象に残る、と話した。仕事をしていくうえで、どこに人生の目的を見出すのかはとても重要だ。言い換えると、どこにしあわせを感じていくのか、どんな暮らしを望むのか。

稲毛氏は、このところ毎年夏に行っている長期の農家研修。今年は福島県二本松市の武藤さんのところでお世話になった。作業をともにしながら、農家として人間としての考え方を学んだ。武藤さんは昨年来の困難な状況のなかで深くものごとを見、考えて乗り越えようとしている。

マツヤマは、311以降に変わってきた価値観について話した。先日の月刊「フローリスト」無料セミナーの話をしながら、花屋の役割、強みについて思うことを話した。

後半は、前半の「5分間スピーチ」から出てきた「キーワード」を取り上げてフリーに話していった。


● 花屋の楽しさってなんだろうか。  

人に認められること、ほめて貰えること、感謝されることというのは、はたらくことの基盤になっていることに気づいた。一人のお客さんのまわりにたくさんの人がつながっている。


● 消費税の引き上げをどう見るか。どう対応するか。

かなり意見が割れた。「デフレの中の消費税引き上げはいままで経験したことのない苦難となる」という見方に対して、「消費税は悪いだけではない。まわりまわって生活者に還元される。国の財政が多少なりともよくなれば、消費マインドも変わる」

● 男が花屋にいるのは、とても恥ずかしい。まるでデパートの女性下着売り場に迷い込んだ気がする。

男の花贈りをバレンタインデーだけに限定せずに、一年中考えていくべき。初めて花を買う経験を上手に演出すべき。 草食系男子の入店率が上がってきている。多肉、ミニ観葉が人気。若い夫婦が毎週花を買いに来る。だんなさんが「今週のラッキーカラーは黄色らしいから黄色系で花束を」などと会話するようになってきた。。

● その他、季素編み研究会から「季素研究8月号」配布。二十四節気と旧暦の話。月読みプロジェクト。浮世絵の判じ絵と江戸庶民の楽しみ方について。

● 10月11日の「フラワートークナイトライブ2012」のお知らせ などなど


次回は10月24日水曜日に。いつもの場所、いつもの時間に!






2012年7月26日木曜日

第16回ダイアローグインフラワーいたばし開催のお知らせ


【 第16回ダイアローグインフラワーいたばし開催のお知らせ 】

 第16回目のダイアローグインフラワーDIFいたばし  花屋の草の根勉強会のおしらせをします。

 DIFは、花に関わる人たちが、毎月一度集まって、膝をつき合わせて話ができる場所を用意しています。気軽に深く、話をしましょう。

 第16回目は2012年9月5日(水)に開催いたします。いつもは第2水曜日ですが、9月は敬老の日、お彼岸商戦が近いので、第1水曜日とさせていただきます。(8月はおやすみしました)

時間20:30~22:30  

場所 板橋市場花き部仲卸フラワーロードさん店頭広場

ひとりひとりの持ち時間を決めてしっかりと聞き、話す、5分間プレゼンテーション「ボイス」の第一部、 第二部は、第一部のプレゼンを受けて、その場でテーマを決めて話す、聞く「シェア」の二部構成でやります。

初めての参加者をいつも募集しています。

他人事ではなく、うわさ話でもなく、自分にとって今、大事なことについてぜひ話を聞かせてください。

ことばの花束づくり。 たったの5分話すだけです。

ここにいる人たちは、圧倒的な集中力で、あなたの話をまるごと聞きます!

 草の根勉強会の定員は8名です。

参加費は無料。

筆記用具だけ持参してください。毎月開催しています(基本は第2水曜日の夜です。毎月一度行っています)。

 花屋さんでも花の生産者さんでもアルバイトの人でもどなたでも参加できます。 仕事をがんばって終わらせて、かけつけてください。

 dialogueinflower●gmail.com (●を@に変えて) のメアド宛に参加申し込みするか、フェイスブックのイベントページを利用してください。 よろしくお願いいたします。

 【 フェイスブックでも参加を募っております 】

https://www.facebook.com/events/178712718928399/

第15回目のダイアローグ・イン・フラワーが行われました


第15回目のダイアローグ・インフラワー板橋市場が7月25日日水曜日の夜、いつものように行われました。

稲毛、マツヤマのほかに、今回は、福島県二本松市から駆けつけてくれた切り花生産者の武藤政仁さんが参加。また、群馬県藤岡市の切り花シンビジューム生産者の関根洋一さんが来てくれました。

みんなよく知っているメンバーです。ただ、あらためてお話を聞くと、新しい発見があり、今夜もやってよかったなと思いました。面白かったです。


マツヤマ

今夜は、日本に最初にチューリップの球根がやってきたのはいつか?日本で最初にチューリップの花を咲かせたのはいつだったのか?球根栽培が始まったのはいつどこでか?といった話をしました。花の歴史を物の動きから追うのではなく、「人物」にスポットをあてて編成するとすごく面白く語れるのではないかと思います。

稲毛氏

話がすごく上手になってきています。今夜は3つのテーマで話をしました。ひとつは、仏花を買いに来てくれるお客さまへの新しいサービスを考えたいということ。二つ目はグリーンカーテンの今年の状況。それを踏まえた来年への布石のうちかた。三つ目は仕入れの新しい取り組みを考えている、というような内容でした。

武藤氏

まず、近況をうかがいました。今夜はチューリップの歴史が話題になったので、武藤さんの花作りの個人史を話していただきました。工業系の学校を出て機械畑の仕事についたのですが、オイルショックをきっかけに実家での農業を継ぐことを決めました。そのときに、お父さんがやっている野菜作りとは違うものをやろうと、ちょうど出始めたスプレーマムをつくってみます。昭和40年代の後半から50年代の話です。最初にできたマムは自然開花にまかせたので、11月頃収穫になり、満開出荷で、市場の人を驚かせた(悪い意味で)そうです(笑)。「こんなものをつくるなら、畑の脇にコスモスでも植えといた方がいい値段になるぞ」と言われました。

そんなときに、「農耕と園藝」誌のスプレーマムのシェード栽培特集に出合い、お盆に合わせて花を咲かせられる人がいることを知り、いてもたってもいられずに、夜行列車を乗り継いで豊川まで教えを請いに飛んでいきました。いわゆるアポなしで出かけ、たのみこんで、直接いろいろなことを教えてもらったのだそうです。そして教えられたとおりにやりました。花はお盆に間に合って市場に持っていくことが出来ました。それを見たセリ人はとても驚いたそうです。当時のセリ人は、きっちりと問題を指摘すると同時に、良い物は市場としてちゃんと支援してくれました。

その後、精興園の展示会に出掛けたり、よい品種苗を扱うために地元生産者によびかけ、部会をつくったりと大活躍。一人の若者は多くの人と関わりながら、成長していきます。

そんなお話しを愉しく聞かせてもらいました。


関根氏

昨年、血を吐くような苦しい思いをしながら、新たな独立グループとして「上州の蘭2011」という出荷団体を設立し動き出しました。一年を経てまずまずの滑り出しです。この夏は、気を引き締めて、品質をよりしっかりとしたものにするために圃場に張り付いています。植物をよく見て手当をしているところです。天候の条件もよく、ここまでは、とても順調に木が育ってきています。



後半は、今年の6、7月の市場流通の状況とその原因についていろいろ話を聞きました。そして、この状況下でどのように対応したのか、また、これからどういうふうに対応していくのか話を聞かせてもらいました。

地方の暮らし、都市の暮らしと花の役割について話しました。経済がどんどんと成長していくということがもはや考えられない今、自分たちのめざしていく暮らし、「幸福感」をどこに基準として持っていくか考えました。

消費税が引き上げられるこれから先のことについてどのように対策を考えているか、すこしアイデアを話しました。


最後に、武藤さんがもってきてくれたおいしい福島産の桃を分けていただきました。ありがとうございます。



次回のDIF板橋は、8月をお休みして、9月5日(水曜日)の夜、いつものように8時30分から10時30分ということに決めて解散しました。






2012年6月14日木曜日

第15回目のダイアローグインフラワーDIF 花屋の草の根勉強会のおしらせです


【 第15回ダイアローグインフラワー開催のお知らせ 】

 第15回目のダイアローグインフラワーDIF 花屋の草の根勉強会のおしらせです。

 DIFは、花に関わる人たちが、毎月一度集まって、膝をつき合わせて話ができる場所を用意しています。気軽に深く、話をしましょう。

 第15回目は2012年7月25日(水)に開催いたします。いつもは第2水曜日ですが、7月は東京がお盆のため、第4水曜日とさせていただきます。

時間20:30~22:30  

場所 板橋市場花き部仲卸フラワーロードさん店頭広場

ひとりひとりの持ち時間を決めてしっかりと聞き、話す、5分間プレゼンテーション「ボイス」の第一部、 第二部は、第一部のプレゼンを受けて、その場でテーマを決めて話す、聞く「シェア」の二部構成でやります。

初めての参加者をいつも募集しています。

他人事ではなく、うわさ話でもなく、自分にとって今、大事なことについてぜひ話を聞かせてください。

花屋のソーシャル・ラーニング たったの5分話すだけ。

ここにいる人たちは、圧倒的な集中力で、あなたの話をまるごと聞きます!

 草の根勉強会の定員は8名です。

参加費は無料。

筆記用具だけ持参してください。毎月開催しています(基本は第2水曜日の夜です。毎月一度行っています)。

 花屋さんでも花の生産者さんでもアルバイトの人でもどなたでも参加できます。 仕事をがんばって終わらせて、かけつけてください。

 dialogueinflower●gmail.com (●を@に変えて) のメアド宛に参加申し込みするか、フェイスブックのイベントページを利用してください。 よろしくお願いいたします。

 【 フェイスブックでも参加を募っております 】

http://www.facebook.com/events/386739764716687/

第14回目のダイアローグ・イン・フラワーが行われました


第14回目のダイアローグ・インフラワー板橋市場が6月13日日水曜日の夜、いつものように行われました。川口、稲毛、マツヤマのほかに、今回は、三重県から駆けつけてくれた鉢物生産者の佐野拓也さんが参加、非常に締まった内容のある会となりました。面白かったです。

花の価値ってなんだ?それをお客さんに伝えるには何から始めればいいか。そんな話が中心となりました。いつも、時間ピタリと終わることで話し足りないまま、あれこれ独りで考えることが面白いです。要らない要素を削ぎ落としたらほんとに伝えたいメッセージが、見えてくるのかなと思っています。

話の流れの中で、個々の事例を語り合う場面と、それが何を意味しているかについてポイントを抽出する場面がある。いずれも問いの形で切り替えされるのですが、それが、とてもうまくいったのではないかと思います。

個々の具体的な事例は、参加者それぞれの経験に基づくもので、自分ではまったく知り得ない経験だったりします。想像もできない世界です。ただ、これをえんえんと話していくと、貴重な2時間がすぐに終わってしまい、よくある雑談と同じような結果となります。途中途中で、問いの形で考える視点を切り替えることがとても重要なのだとわかってきました。

こうした話の切り替えを「チャンクアップ」「チャンクダウン」と呼ぶ参考書もあります。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20090619/161526/
http://www.c-coach.jp/learn/card05.html

昨日は、「花の価値って何だろう」といきなり大きなかたまりに挑戦したので、まず、参加している4人の顔を見て、「鉢物と切り花とどっちが好きか」「お客さんに話をするときに、どっちのほうが、説明することが多いか?」といった問いから始めてみました。



「鉢物」を売る場合と、「切り花」を売る場合を比較すると、どっちが説明する時間が長いか?これは、ほんとに、鉢物のほうが、話すことがたくさんある、という結論になりました。つまり、コミュニケーションのタネになる話題がいっぱいあるのが鉢物だと。

では、なぜ、鉢物ではそういうことになり、切り花ではそうならないのか?

また、

なぜ、切り花の勉強会(デザイン講習会含む)は、いっぱい企画され、花屋が集まるのに、鉢物の勉強会はほどんど企画されず、(要するに、花屋が集まらない=興味がない)勉強する機会がないのか?

いずれにしても、自分の店のお客さんの立場に立って考えた時に、どのようなコミュニケーションの方法があるのか、考えることはいっぱいあるし、また、どのように、店のスタッフ、店主がお客さんとの関係を深めていくための学びの場を用意できるのか?

そんな話を4人でしました。要点が分かれば、それに向かって進むだけです。

200円の苗を2個売るのに30分も話をしている。1万円の花束を買って貰うお客さんには、用途と使いたい花を聞いて、「30分後にご用意いたします」、手渡すときは、「ありがとうございました」で一瞬。 何がいいたいかというと、1万円の花束は、お客様とのコミュニケーション形成には難しい商品だと言うこと。苗ものは、価格は安いけれど、お客さんとの関係性をつくるには非常に重要な価値がある。200円の苗を買うお客さんをどう他の機会に結びつけられるか?鉢物を買うお客さんと切り花を買うお客さんは別なグループなのかもしれないが、ほんとうにそうか? 「試飾」は試してみたのか?

お客さんとしゃべってばかりで、仕事にならない、っていうのが、よく聞かれます。しかし、ものを売るには、まず関係性をつくっていかないと話にならない。とくにこれからは。しゃべってばかりでは問題なのであるならば、どんなふうにコミュニケーションをはかるか、ここにマネジメントのしがいがあります。ロールプレイングをしたり、バーテンダーに来てもらったりして勉強するなどいいかもしれません。

花屋の売り場とは、コミュニケーションするためにある。

量販店の売り場は180°真逆で、コミュニケーションをゼロに近くもっていくために売り場を構成してある。最大公約数でつくられている。だから、コミュニケーションを避けたい人が来る。あまり話したくない人、自分でじっくり選びたい人、急いでいる人。売り場のことを分かっている人。

こうした人たちとは異なる人が花屋の店頭にはやってくる。それは、「濃い接客をする」という意味ではなく、ひとりひとりに合った接客をする。それが、セルフ売り場ではない花屋の店頭ではできる。

稲毛氏のお店には、窓の外に、グリーンカーテンのミニ見本園が準備されている。基本のゴーヤの他に、おすすめのつる性植物をいろいろと植え込む。ここは、スタッフにも芽をピンチしたり、肥料をやってもらい、みんなで、作業ポイントを覚え、お客様にアドバイスできるようにしている。見本があれば、語れる。見本があれば、売れる。来年の注文まで取ってしまう。

佐野氏の知人にこんな園芸屋さんがいる。最初は、自分の子どもが通う幼稚園の花壇に色を添えたくて苗を持って行って子どもたちと一緒にお話をしながら植え込んだ。翌年も春になると先生に声掛けられて植え込んだ。次の年は、先生が転任されそこでもやった。気づくと地域の何校もの花壇を植え込むようになっていた。費用は実費くらいしかいただいていないが、今も生き生きと植え込みに行っている。彼はこうした活動を花育とは呼んでいない。当たり前のことをやっているだけだ。時間をかけてつくりあげる人間関係は強い。関係づくりからは利益は生まれないけれど人間関係から得られる利益は計り知れない。

タネ、苗、鉢、一年草、多年草。私たち花屋が扱っているものは、収穫物。当たり前のように扱っているものの価値を支えているのは、生育にかかる時間や育ててくれた人たちの心と技。そこに秘密がたくさんある。売れるものだけを追いかけていくと次々と新しいものが必要になる。だけど、収穫される前の全ての工程を学べば、そこに、新たな価値が見えてくる。見えると新たな価値のサイクルも見えてきそうだ。


川口氏の一言。花の価値は、一人一人の心が決める。

と、いうことは、まず、私たちが、価値を見いだし、一人一人にもっと深く分け入らないとね。

川口氏、曰わく。私たち花屋は、日の当たるところにさらに陽を当てるようなしごとばかりしてやしないか?ほんとうは、陽の当たらないところにこそ光は必要なのに、そうなっていないことにすら気づいていないのかもしれない。




2012年5月24日木曜日

第14 回目のダイアローグインフラワーDIF 花屋の草の根勉強会のおしらせです

【 第14回ダイアローグインフラワー開催のお知らせ 】

 第14回目のダイアローグインフラワーDIF 花屋の草の根勉強会のおしらせです。

 DIFは、花に関わる人たちが、毎月一度集まって、膝をつき合わせて話ができる場所を用意しています。

 第14回目は2012年6月13日(水)に開催いたします。。 

時間20:30~22:30  

場所 板橋市場花き部仲卸フラワーロードさん店頭広場 

いつものように、ひとりひとりの持ち時間を決めてしっかりと聞き、話す、プレゼンテーション「ボイス」の第一部、 第二部は、第一部のプレゼンを受けて、その場でテーマを決めて話す、聞く「シェア」の二部構成でやります。 

初めての参加者をいつも募集しています。

他人事ではなく、うわさ話でもなく、自分にとって今、大事なことについてぜひ話を聞かせてください。

花屋のソーシャル・ラーニング たったの5分話すだけ。

ここにいる人たちは、圧倒的な集中力で、あなたの話をまるごと聞きます!

 草の根勉強会の定員は8名です。

参加費は無料。

折りたたみのイス(なければないなりにやれますから大丈夫)と筆記用具だけ持参してください。毎月開催しています(基本は第2水曜日の夜です。毎月一度行っています)。

 花屋さんでも花の生産者さんでもアルバイトの人でもどなたでも参加できます。 仕事をがんばって終わらせて、かけつけてください。

 dialogueinflower●gmail.com (●を@に変えて) のメアド宛に参加申し込みするか、フェイスブックのイベントページを利用してください。 よろしくお願いいたします。

 【 フェイスブックでも参加を募っております 】

http://www.facebook.com/events/281124121983379/

第13回目のダイアローグ・イン・フラワーが行われました

第13回目のダイアローグ・インフラワー板橋市場が5月23日日水曜日の夜、いつものように行われました。

今回は、稲毛さんが仕事の都合で参加できず、川口さん、マツヤマの2名の参加で、恒例となりました対談の形式になりました。

 例によって5分間スピーチ、「自己紹介のアップデート」からスタート。今、直面していること、困難や喜びについて話をしました。

川口さんは、お母さんの介護のこと、お店のことなどを話し、マツヤマは、「非社会性の心理学」から思うことを話しました。

 川口さんは、自分が店を始めてから3年目にJFTD花キューピットに加盟してから十七年ぶりに今年退会し、久しぶりに自分のお店の注文だけの母の日を経験しました。大きな変化の中にいます。
そんななかで、「生業(なりわい)」としての生花店のしごとについて色々考えたそうです。

 中根東里という江戸中期の陽明学者のこんなことばをそらんじてみせてくれました。 

「きこりは山にとり、漁夫は海に浮かぶ。 人、各々の業を楽しむべし。」

 ○ 介護の現場 求められる花や緑をどんなふうに持ち込むか

 ○ 多店舗展開の花ビジネス、小売りのシステムと個人店がその土地で長く店を続けていくことの意味あいの違いについてどう考えているか。

 ○ 生業(なりわい)を楽しむとはどういうことなのか

 ○ 中根東里の陽明学がいう「知行合一(ちぎょうごういつ)」ということについて

 ○ 花屋の「当たり前」ってどういうことか 

○ 品質保持剤をあえて使わないことで、花と向き合う人の心にどんな情感がうまれるか

 ○ ここ数年間のFFCNの活動を振り返って、どんなメッセージが心に残ったか。

 ○ 花を供える。仏壇やお墓で。 花は「あなたのことをずっと私は忘れません」「あなたのことを思い出す」「あなたと共に生きている」ということを表わすものなんだと思うと川口さん。

 ○ 加藤諦三さんのいう「非社会性」の根っこにあるものはなんだろうか 

○ 「非社会性」に対して植物ができることはなんだろうか 

○「レディメイド」ではなく、ひとりひとり、ひとつひとつ。力を与えたり、ミラクルを起こしたりすることをこころに誓うなら何をすべきか。

※レディメイドの花、レディメイドの接客、ゲームみたいな花屋のサービス、システムで行われる対応・・・こうした商品やサービスで人は勇気づけられたり、元気をもらえたりするんだろうか。もっと花が生かされる方法が、個人店ではできるのではないか。

 ○ ソーシャル・ラーニングの可能性と注意したいこと  「生意気にならないように」

 ○ スマホのアプリ、電子書籍の利用について(川口さんとマツヤマはまったく同じ機種を使っています)

 最後に、季素編み研究会の活動として、月刊季素研究5月号を読み合わせし、いくつかの話をした。
山形在住の軽部氏からは20ほどの季素を提出してもらっている。
川口さんは、麦秋ということばを取り上げた。その後22時30分少し前に終了、解散した。

 ※ 次回は、6月第2水曜日の夜、すなわち6月13日水曜日の夜に第14回目のDIFを行うことになっています。